古き街並みの愛知県豊田市足助町で令和6年10月12日から13日にかけて足助祭りが行われます。
ここでは足助祭りの開催日程やアクセス方法、近くの駐車場についてまとめてみました。
足助祭りとは
引用:西三河観光推進協議会
足助祭りは、愛知県豊田市の足助八幡宮で毎年開催される江戸時代から続く伝統的なお祭りです。
この祭りでは、西町、新町、本町、田町の4つの町から4台の山車が出て、町内を引き回されます。
山車は足助型といわれる形式をしており、高さは6m50cm前後と迫力のある山車になっています。
足助祭りの山車には踊り舞台という場所が設けられており、出役と呼ばれる町の若者が山車の上で踊る様子が楽しめます。
各町によって踊り方や掛け声も異なるため注目してみてください。
先日は足助祭りでした。本楽祭の夜、新町と本町の町境で、田町の山車が帰っていく姿を見送ります。見送り形式になったのは、実は10年ほど前から。江戸時代から続く伝統的なお祭りでありながらも、時代に合わせて少しずつスタイルを変えていくことも、守ることと同じ位大事なことなのかもしれません。 pic.twitter.com/iHomJamtN0
— Masashi Kihara (@sigur_masa) October 18, 2022
また、山車の中で引き回し中にはお囃子(おはやし)の演奏が楽しめます。演奏は強弱がついており、そのテンポは足助の町並みを表すとされています。急な曲がり角や上り坂などによって曲調の工夫がされています。ぜひ耳を傾けてみてください。
御輿が町内を巡行する姿は、地域の人々や観光客にとって大きな見どころとなっています。
土曜日には試楽祭が行われ、日曜日が本楽祭とされています。特に土曜の夜に行われる御神輿渡行では、提灯に灯された山車が引きまわるのでとても見ごたえがあります。
本楽祭の日曜日には、八幡宮の境内を山車が1周する「引き回し」が行われ、その後には夜のハイライトである「梵天投げ」が行われます。
梵天投げは日中に町内を引き回った際に邪気を集めて、梵天を投げることで厄払いや町の平穏などの願いが込められています。
梵天取りの儀式が終わると、各町に山車が戻り、お祭りが終了します。この祭りでは、勇壮さと幻想的な光景が一度に楽しめるため、多くの人々が訪れる人気のイベントです。
足助祭りは、古き街並みの中を山車がまわり古き良き時代の祭りの風情を感じることができます。
アクセス方法
車でのアクセス
東海環状道経由「豊田勘八IC」より約20分
東海環状道経由「豊田松平IC」より約30分
猿投グリーンロード「丸石IC」から約15分
公共交通機関でのアクセス
名鉄豊田線「浄水」駅から、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)に乗り換え、「香嵐渓」下車
名鉄三河線/豊田線「豊田市」駅から、名鉄バス矢並線(足助行)に乗り換え、「香嵐渓」下車
名鉄名古屋本線「東岡崎」駅から、名鉄バス岡崎・足助に乗り換え、「香嵐渓」下車
駐車場はどこに?
周辺駐車場をいくつか紹介します
宮町駐車場
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駐車場(いわしみず)
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足助西町 第1駐車場
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足助西町 第2駐車場
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足助 中央駐車場
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本楽祭(10月13日)の10:00前後と、18:00~19:00の間に足助八幡宮前道路(国道420号)の一部交通規制があります
警察、係員の指示に従うようお願いします。
山車以外の見どころ
山車の迫力を更に盛り上げる町内各地にて警固(鉄砲隊)による200丁火縄銃での空砲撃ちが見ることができます。
祭りの一か月前から鉄砲についているおしめと呼ばれる縄の飾りがついています。
縁起物でもあり、よく足助の軒先に吊るしてあるご家庭も多く見かけます。飾ることでその一家が無病息災顔で過ごせるという意味も込められ、この足助祭りでも伝統となっています。
火縄銃が使用されるお祭りはなかなか珍しいのではないでしょうか。
実演者の近くで見るので町中で響く爆音を体験することができます。
大きな音が出ますので耳栓など用意しておくことをお勧めします。
足助八幡宮の社前に的を置き、銃を構えて、老翁が射撃する状景を描いた扁額「鉄砲的打図板額」(県文化財)は、東京オリンピックで射撃競技のプログラムの表紙に使用されていました。
妻と両親と父の実家の足助町の秋祭へいってきました。鉄砲隊の撃つ火縄銃は至近距離で見られて迫力満点。凄い音と空気の圧と振動を感じられます。また夜になると山車の曳きまわしがあり、こちらも凄い迫力です! pic.twitter.com/HctJ1E8WH5
— yakopu (@yakopu) October 11, 2015
足助の宿泊施設
足助祭りは夜まで楽しむことができるので、祭りを見終わったあとはそのまま風情ある街で宿泊するのはいかがでしょうか。
いくつか宿泊施設をご紹介します。
小鳩屋
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香嵐亭
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ホテル百年草
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まとめ
足助祭りは、古き良き日本の伝統を今に伝える愛知県豊田市の足助八幡宮で毎年開催され試楽祭と本楽祭の2日間にわたり、4台の山車が街を練り歩く様子や、幻想的な梵天投げなどが行われます。
町内各地で鉄砲隊による空砲撃ちが行われ、その迫力満点の光景は必見です。
足助町の美しい街並みと、歴史を感じさせる祭りの風情があり、訪れる人々にとって特別な体験となることでしょうか。
近くに宿泊施設も充実しており、祭りを存分に楽しんだ後は、足助の宿でゆっくりと過ごすことができます。
この秋、ぜひ足助祭りに足を運び、伝統祭りを堪能してみてはいかがでしょうか。
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