夏の東北旅、どこ行く? 福島の“穴場祭”会津田島祇園祭とは

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日本三大祇園祭のひとつが、実は福島にあるって知っていましたか?


800年の伝統を誇る「会津田島祇園祭」では、七行器行列子供歌舞伎大屋台の太鼓演奏など、家族で楽しめる魅力がたっぷり。


この記事では、会津田島祇園祭の概要や日程見どころをわかりやすく紹介します。

会津田島祇園祭とは

 

会津田島祇園祭は、福島県の南会津町毎年7月に開かれる、歴史のあるお祭りで

始まりはなんと800年前!

昔の殿様が「無病息災でいられますように~」と願って始めたのがきっかけなんだとか。

京都の祇園祭博多祇園山笠と並ぶ「日本三大祇園祭」の一つともいわれ、

例年約8万人もの人が訪れ賑わいを見せています。

昭和56年に国の重要無形民俗文化財に指定されております。

 

開催概要・日程

開催場所 福島県南会津郡南会津町田島地内
マップ
開催日程 2025年7月22日~24日
問い合わせ 南会津町観光物産協会
TEL 0241-62-3000

 

2025年の開催スケジュール

2025年7月22日 (例祭)
例大祭斎行・浦安舞奉奏 午前10時~
オープニングセレモニー 午前11時45分~
屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~

 

2025年7月23日 (渡御祭)
七行器行列 午前7時50分頃~午前8時30分
神輿渡御 午前10時30分~
太鼓演奏 午前10時40分~
屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~

 

2025年7月24日 (太々御神楽祭)
太々御神楽演奏 午後1時~午後3時

 

アクセス情報

車  -  東北自動車道西那須野塩原IC・・・約70分。

電車 - 会津鉄道会津田島駅・・・徒歩約1分。

まつり期間中は無料駐車場も準備されますが大変混雑しますので公共機関の利用をお勧めします。

 

見どころ3選

①七行器行列(日本一の花嫁行列)

七行器行列といえば、まるで時代のような花嫁行進

振袖に高島田を結った未婚の女性たちがきらびやかな装いでゆっくりと町を練り歩きます。

凛とした表情で神前に向かうその姿は、まさに“動く文化財”とも言える美しさ。

裃を着た男性たちとともに、約1.5kmの道のりを1時間かけて進む様子は、「日本一の花嫁行列」と呼ばれるのも納得の風景です。

早朝の七行器行列を狙うなら前泊して、早朝の空気の中でじっくり鑑賞してみてはいかがでしょう?

花嫁姿で体験!?

毎年、中学生以上の未婚女性を対象に、花嫁行列の参加者が町内外から募集されます。


着付けやかつら代の補助制度もあり、地域の伝統を体験できる特別なチャンスとして人気です。

詳細は南会津町観光物産協会までお問い合わせください。

日本の伝統を肌で感じながら参加できる貴重な機会であり、観る人にも、出る人にも心に残る、特別な夏の一日となることでしょう。

②子どもたちが主役!子供歌舞伎

会津田島祇園祭のもう一つの魅力が子供歌舞伎!

22日・23日の夕方から上演されます。


なんと、町を練り歩く大きな屋台の上で、小学生〜高校生の子どもたち本格的な歌舞伎を演じるんです。

毎年4月ごろから、地元の子どもたちが何カ月もかけて稽古を重ね、祭り当日にその成果を披露します。

小さな体で堂々とセリフを言い、動きや表情も本格的!


観ているこちらが思わず引き込まれてしまいます。

子どもたちの真剣な演技は、誰でも楽しめて、観たあとにちょっと心が温かくなるはず。


親子で観るのにもぴったりな、祇園祭の名物イベントです。

③熱気あふれる太鼓演奏

祇園祭の夜をグッと盛り上げてくれるのが、「大屋台」と迫力満点の太鼓の音!


夕方になると、若い衆の掛け声と一緒に、屋台がゆっくりと動き出します。

町のあちこちで立ち止まって、移動しながら本格的な演技を披露するんですよ。

そしてその屋台を先導するのが、地元の太鼓チーム!ドン、ドドン!とお腹に響くリズムで、

見る人のテンションもMAXに。

まとめ

会津田島祇園祭の概要と見どころについてまとめました。

都会の喧騒を離れて、東北の自然に囲まれながら、家族でのんびり夏の思い出を作ってみませんか?

会津田島祇園祭は、きっと心に残る“特別な3日間”になるはずです。

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