秋田竿燈まつり2025!歴史と見どころ完全ガイド

イベント

毎年8月に秋田市で100万人以上が熱狂する秋田竿燈(かんとう)まつり

このお祭り、実は東北三大祭りのひとつで全国から人が集まる大イベントです。

今回はそんな竿燈まつりの歴史や見どころ、アクセス情報まで、まるっとわかりやすくご紹介します!

秋田竿燈まつりの歴史

はじまりは江戸時代から!

秋田竿燈まつりのルーツは、なんと江戸時代・1700年代にさかのぼります。
当時は「ねぶり流し」と呼ばれる行事で、夏の病気や悪いものを追い払うのが目的でした。

その風習が、七夕やお盆と結びつき、竹に灯りをともして町を練り歩く形へと進化。

これが今の竿燈まつりの原型です。

稲穂にそっくりな理由

竿燈の形って、よく見ると稲穂や米俵みたいじゃないですか?
実はこれ、五穀豊穣(=お米がいっぱい採れますように)を願う意味が込められているんです。

提灯ひとつひとつに、秋田の人たちの祈りが詰まっているんですね。

戦争と中止、そして復活

第二次世界大戦中は、一時開催が中断されてしまいますが、戦後すぐに地元の人たちの手で見事に復活!

さらに海外でも披露されるようになり、「秋田の誇り」として世界にも知られるようになりました。

今では日本を代表する夏まつりに!

1980年には「国の重要無形民俗文化財」に指定され、全国的にも有名に。
毎年8月3日〜6日に開催され、夜空に約280本もの竿燈がゆらゆらと輝く光景は圧巻です。

観客数はなんと毎年100万人以上!今では「東北三大祭り」の一つとして、日本を代表する夏のお祭りになりました。

開催場所・日程

開催場所 秋田市中心部竿燈大通り
マップ

 

日程 時間帯 会場
8/3(日)~8/6(水) 夜本番 竿燈大通り(秋田駅西口~山王十字路)
8/4(月)・8/5(火) 昼竿燈(妙技会) エリアなかいち・にぎわい広場
8/6(水) 昼竿燈(妙技会 エリアなかいち・にぎわい広場

竿燈まつりで味わいたい秋田グルメを紹介!

お祭りといえば、やっぱり欠かせないのが「食」!


秋田竿燈まつりの会場周辺には、地元の味が楽しめる屋台がズラリと並び、まさにご当地グルメの宝庫です。

会場内にはイスやテーブル席も用意されていて、小さなお子さん連れやご高齢の方もゆったり過ごせます。

食事をしながらお祭りの雰囲気を楽しめるので、ファミリーでの夏休み旅行にもおすすめです。

15時〜21:30まで開催されている屋台村は、夜の竿燈演技の前後にちょうどいい寄り道スポット。
アクセスも抜群で、少し歩けば地元の味を楽しめる屋台がずらり。観覧前の腹ごしらえにもぴったりです!

「焼ききりたんぽ」

秋田のソウルフードといえば、やっぱり「きりたんぽ」

つぶしたごはんを棒に巻きつけて焼いたものに、甘辛い味噌を塗って炭火でじっくり焼き上げた「焼ききりたんぽ」は、屋台グルメでも大人気

外は香ばしくパリッ、中はモチモチ。
寒い時期の料理と思われがちですが、夏祭りで食べる一口も格別です!

「ババヘラアイス」

秋田名物としてすっかり有名になった「ババヘラアイス」
ピンクと黄色の2色アイスを、熟練のおばあちゃん(=ババ)がヘラ一本でバラの花のように美しく盛りつけてくれるのが特徴です。

味はさっぱりとしていて見た目もかわいく、SNS映えにもなります!
暑い夜の観覧前や、食後のデザートにもぴったりな“癒しグルメ”です。

「いぶりがっこ」

 秋田の伝統漬物「いぶりがっこ」は、大根を燻してから漬け込んだ独特な風味がクセになる逸品。

そのままでもおいしいですが、お酒との相性は抜群。ちょっと大人な屋台グルメです。

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