3/21に関東地方で大きな地震があり、3/24にはニューギニア付近でM7.0の大きな地震がありました。
まだ記憶にも新しい2024/1/1能登半島地震から引き続き地震災害は起き続けています。
自分や家族の命を守るために災害時必要な行動や対策をお伝えします。
なぜ日本は地震大国と呼ばれているのか
引用:気象庁
日本では地震が頻繁に起こる国にも関わらずなんと6割近くの人が地震に備えていないとのこと。
日本は陸のプレートであるユーラシアプレート・北米プレートに乗っておりそのプレートの下に潜り込みながら海のプレートのフィリピン海プレート・太平洋プレートが数cm/年の速さで移動しています。
世界中の地震が発生している場所はプレートがいくつも重なりあっている場所が多く日本は世界でも有数の地震多発地帯となっています。
いつ大きな地震が起こってもおかしくありません。
地震対策
・家族で行動を決める
被災する場面はそれぞれ職場や学校とバラバラな場合が多くあります。
災害が起きた場合は普段からどこに避難するかを決めておくとよいでしょう。
・家具の転倒防止
タンス、食器棚の転倒によって下敷きになり逃げ遅れに繋がります。
またできるかぎり家具の上から落下して壊れるものは置かないようにしましょう。
・防災マップの確認
定期的に避難ルートを確認しておきましょう。
水害、倒木などによって避難ルートが使えない場合もあるため複数のルートを想定しておくことが大事です。
実際に避難ルートを歩いておくとイメージしやすくなります。
地震発生時の行動
・逃げ道の確保
室内であれば揺れが落ち着くまでは頑丈な机の下で待機します。
可能であれば閉じ込められないうちにドアを開けるなどし、出口の確保ができるとよいですね。
屋外であれば崩れそうな建物から離れてください。
・安否確認の手段
災害時は通信回路が混乱してしまい、すぐに確認が取りたい相手に繋がらなくなってしまいます。
その際に災害用伝言ダイヤル「171」の活用がおすすめです。
ダイヤルし、自分の安否を残すことや安否を知りたい人の番号をダイヤルすれば相手の情報を知ることもできます。
・揺れが落ち着いたあとの行動
地震が落ち着いたらとガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としましょう。
ガスが漏れていた場合に引火、爆発して火災になり二次災害が起きえしまう恐れがあります。まずは窓を開けて換気しましょう。
絶対に川や海の様子を見に行かないようにしてください。
防災リュックを準備しておこう
水や食料は最低3日分の用意を!
避難時は荷物ひとつで、両手が空くリュックがおススメ。
・水
災害時は簡単に水の供給が止まってしまいます。
飲み水、洗浄あらゆる用途に使われるので、最低でも1人あたり1日3L×3日分のストックをしておきましょう。
外へも持ち出せるよう500mlペットボトルを家族分準備しておくとよいです。
・食品
水で簡単に調理できるキャンプ飯やレトルト食品を最低家族3日分準備してください。
電気、ガスが使えない可能性もあるため簡単にエネルギー補給できるチョコレートもオススメです。
・貴重品
アプリや電話は繋がらなくなります。身分が証明できるものや保険証のコピーを入れておくと安心です。キャッシュレスは使用できない可能性があり紙幣、硬貨の準備をしておきましょう。
・携帯トイレ
東日本大震災や能登半島地震でも問題になっているのがトイレ問題です。
災害発生後トイレに行きたくなってしまうからと水分摂取を控え、脱水に伴う病気を発症し死に至るケースが多くみられています。
1日5回行くと想定し、家族の人数×35回分の用意をしておきましょう。
・防寒具、雨具
真夏以外の夜は寒くなります。ホッカイロやアルミブランケット、ブルーシートを用意しましょう。雨風で身体を冷やさないように被るだけで防げるポンチョがよいでしょう。
また、他人から目につく場面が多くある可能性があり着替え時やトイレ時に目隠しとしても活用できます。
・手袋、スリッパや靴
瓦礫の撤去作業、防寒対策の為に家族分準備しておきましょう。
何が落ちているか不明で足を怪我しないように用意しましょう。
・ガムテープ
簡易的に固定したりケガの応急処置に代用することもできます。
・救急セット
絆創膏、包帯、消毒などセットになっているものを準備しましょう
・ラップ
食事を摂る際に毎回水を使用しなくてもいいように準備しておくとよいです。
皿に敷くと汚れても捨てるだけで洗う水を節約できます。
まとめ
家族構成がや環境が変われば必要な物も変わってきます。中身の更新をするたびに自分たちにあった防災リュックへ更新していきましょう。またせっかく準備したのに押入れの奥にしまうことがないように!必ず出口までの動線の中に置いてくださいね。
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