5月10日5時ごろモバイルSuicaで通信エラーが発生したため相次いで利用できなくなり多くの利用者に影響がありました。ここでは通信エラーが起こった原因についてまとめました。
JR東日本で通信エラーが発生
引用:nhk
スマートフォン用のモバイルSuicaが5月10日5時頃から通信エラーが発生し予約サイトや利用明細の確認、チャージができないなどの利用しにくい状態になりました。
22時頃にはかなり繋がりやすくなり解消に向かっているようです。
他にもモバイルPASMOでも同様の症状がでていたということでさらに影響が出たと思われます。
こちらも23時頃には解消にむかっているそうです。
JR東日本よりお知らせがありました…
エラーが発生し、チャージやグリーン券の購入に失敗した場合にはカード利用速報メールや利用明細等にチャージの操作を試みた時点での記録が一時的に反映されることがありますが、チャージ残高に反映されない限りこの金額が請求されることはなく、一定期間後(カード会社により異なります)に消去されます。
引用:JR東日本
街の声
引用:Yahoo!ニュース
バスに乗ろうとした人は…
「なんでチャージできないんだろうなって、ずっとぐるぐる回ってるんですよ。現金で支払って。2駅くらい乗った後にチャージが完了しましたって」
チャージしようとした人は…
「やっとできた。これ3回目(の挑戦)なので。ずっとやってたので。困りますよね。チャージできたから良かったなって」
駅から出ようとした人…
「電車に乗りながら、何回かチャージしようとしたんですけど、チャージできなくて。改札を出られないってなって、どうしようっていう感じになった。すごい不安でした」
引用:Yahoo!ニュース
帰宅ラッシュ時にチャージできずに改札から出れないことを想像するとぞっとしますね。
またモバイルSuicaで買い物している最中に支払いができなくなると焦りもあり時間も無駄に終ってしまい疲弊してしまいそうです…
キャッシュレス化が進んできていることから現金を持たない人も増えてきているようです。
電子決済ができない店舗に備えたり、今回のような通信障害により現金での支払い、災害時などでもある程度の現金は所持しておくと良いですね。
通信エラーの原因は?
通信エラーにもいろんな原因があります。
今回は通常ではない多くのアクセスがサーバーに集中し大きな負荷をかけ機能を低下させてしまうサイバー攻撃の原因ではないかと調査中でしたがJR東日本はサイバー攻撃と断定しました。
多くの人が同時にアクセスしたときになかなかつながらない状況になることがありますがそれを意図的に起こすサイバー攻撃は迷惑ですよね。
サイバー攻撃のリスク
サイバー攻撃は毎日のように全世界で行われています。
リアルタイムで可視化され確認できるツールもあるため、稀に日本がターゲットになるわけではないので注意が必要になります。
サイバー攻撃の被害に遭うとシステムが通常に作動することができず通信エラーが発生してしまいます。その結果仕事が停止したり復旧するために身代金を要求されるなど被害に遭ってしまうと多額のお金を失ってしまう恐れがあります。
さらにサイバー攻撃の被害が公表されるとその企業のセキュリティの弱さが信頼を失ってしまうことに繋がりかねます。
情報が漏れたことで賠償を求められることもあり金銭的な被害が増加していくのでしっかりと対策しておかなければいけません。
まとめ
電子決算はとても便利になりましたね。しかし通信エラーなどで機能しないとなるとこれからの課題も感じます。
今回残高が残っていたり定期券でのタッチの場合の利用はできるとのことですので慌てないようにしてくださいね。
コメント